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歌舞伎役者の中村勘三郎さんの若すぎる急死に驚いていると
同時にこれからというときの死で残念でなりません。
今年の6月に食道がんがみつかり、闘病中でしたが、まさか
こんなに早く幕が下りるとは・・・・・
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世話物から時代物、新作まで幅広い芸域で活躍し、梨園(りえん)の旗手として人気を博した歌舞伎俳優の中村勘三郎(なかむら・かんざぶろう、本名波野哲明〈なみの・のりあき〉)さんが、5日午前2時33分、急性呼吸窮迫症候群のため東京都文京区の病院で死去した。57歳だった。通夜・葬儀は近親者のみで行い、本葬は27日、東京都港区南青山2の33の20の青山葬儀所で開く予定。喪主は共に歌舞伎俳優の長男勘九郎(本名雅行)さん、次男七之助(同・隆行)さん人間国宝・十七代目中村勘三郎の長男。3歳で五代目中村勘九郎を名乗り、「昔噺(むかしばなし)桃太郎」で初舞台を踏んだ。父に師事する一方、母方の祖父・六代目尾上菊五郎を崇拝し、芸の継承にも務めた。
きっぷが良く男気のある立ち役、愛敬あふれる女形のいずれをも得意とし、「髪結新三(かみゆいしんざ)」「菅原伝授手習鑑」「魚屋宗五郎」「仮名手本忠臣蔵」「法界坊」など幅広い演目で評判に。「鏡獅子」「京鹿子娘道成寺」といった舞踊も得意とした。2005年、十八代目勘三郎を襲名。
演出家・串田和美さんと組み「夏祭浪花鑑」などを演じた「コクーン歌舞伎」は斬新な舞台で若者も歌舞伎に引き込んだ。新作にも意欲的で、野田秀樹さん作「野田版研辰(とぎたつ)の討たれ」など話題作に主演。プロデューサー的な才覚も発揮し、仮設の芝居小屋「平成中村座」は00年、東京・浅草を皮切りに各地で上演。04年にはニューヨークでも公演し、喝采を浴びた。
1999年の大河ドラマ「元禄繚乱(りょうらん)」で主役の大石内蔵助を演じ、同年の紅白歌合戦で白組司会を務めるなど、お茶の間でも親しまれた。
10年暮れから体調を崩し、11年、「過労の蓄積」を理由に2月に出演予定だった舞台を休演。後に特発性難聴であったことを明かした。11月から今年5月まで浅草の「平成中村座」公演に出演した直後の6月に食道がんを公表、摘出手術を受けた。手術は成功したものの、新たに肺炎を発症、闘病を続けていた。(朝日新聞デジタルエンタメより引用)
中村勘三郎さんは伝統ある歌舞伎を守りながら新しい歌舞伎もとりいれて
常に話題を提供し続けていました。
これからもっともっとやりたいことが沢山あったと思いますが、本人も
さぞかし、残念なことと思います。
でも、息子さんたちにその意志は受け継がれると思います。
どうぞ安らかにお眠りください。合掌